生涯現役社会 ~高齢者の働き方~
「労働力不足の減少に対応するには、就労意欲のある高齢者が働ける環境が重要」
厚生労働省は労働経済白書でこのような結論を出しました。高齢者の増加にともない60歳以上の就業率は約30%になっており、この10年間右肩上がりで増加しています。高齢者が働く主な理由として挙げられるのが「経済的な理由」「社会参加のため」で、
特に女性は「やりがい」「いきがい」といった理由が男性に比べて高いことが分かっています。
そのためか、働く場所も『2005年から2015年にかけて60歳以上就業者数が増加した産業』のうち、女性では「医療、福祉」がトップになっています。これまでも女性が主役であった介護の現場では、他の産業に比べてシフトの希望に柔軟な対応をしてもらえることが多く、高齢で働くことを諦めていた方や、体力が心配で働くための一歩を踏み出せなかった方も、介護業界なら自分にあった時間で働ける可能性が高いのです。
自分の体調や生活リズムに合わせつつ、同時にやりがいをもって働き続けることができるかもしれませんね♪